音楽のコト 一覧

相変わらず相対性理論とDoping Pandaばかり聴いていまっす。
Youtubeで見かけた相対性理論ファーストの名曲「夏の黄金比」とザ・スミスの映像を組み合わせた、なかなかスグレモンをお楽しみください。

相対性理論2枚


おっと初YouTube埋め込みだったり。
ラジオで多分ふんわりこの曲聴いて、〈相対性理論〉ってバンド名が耳に残っていたのでアルバム2枚聴いてみた。
シフォン主義ハイファイ新書
ファーストの「スマトラ警備隊」「LOVEずっきゅん」あたりはなんともわし好みのひねくれポップなキラーチューンだったりして、一気にノックアウトされそうに。
出たばかりのセカンド『ハイファイ新書』まで通して聴くうちになんだかどことなく懐かしさを感じたりもしてきて、これはいったい、と思う内に、テクノ黎明期のニューウェイブポップ(ヒカシューとか)の影が見えてきたり。
調べてみると、そのまさにヒカシューと競演なんかもしてるようでなるほど、と。

歌詞もいい感じですわ。「テレ東」とか「ふしぎデカルト」とかタイトルもヨシ。
アルバム売れてるってホント?

今年も押し詰まって参りまして、各種年間ランキングの発表が賑やかしいね。

最も高いセールスを記録したシングルは嵐の「truth/風の向こうへ」。1999年のデビュー以来初の年間No.1であることはもちろんだが、2位にも同じく嵐の「One Love」がランクされ、同一アーティストによる年間1・2位独占という快挙となった。これは、1989年にプリンセス・プリンセスが「Diamonds」「世界でいちばん熱い夏」で達成して以来の出来事であり、5大ドームツアーや国立競技場でのライブ、ジャニーズアーティスト初の上海公演、『24時間テレビ』のメインパーソナリティーといった偉業を、ことごとく成し遂げた嵐の2008年を締めくくるにふさわしい不滅の金字塔といえるだろう。

いやあ、実は昨年あたりから嵐がお気に入りだったのだけど、みるみる人気実力とも上がってきていたので、なかなか言い出せなかったのよ。
昨年のシングル曲ベストは「Love so sweet」だったりするし、出す曲出す曲全部好きだったんだけど。

でも、今年の中盤の映画・ドラマ絡みの曲はつまらんなあ(「Beautiful days」は悪くないけど)と思っていたら、その2曲が年間1位・2位とは。
今年の一番は「Step and Go」だと思うんだけど。

しかし、こうしてランキングを眺めていると、売上げによる「ランキング」の意味合いが、10年以上前とはかなり違ってきているように思うねえ。
少なくとも流行った曲とイコールではないでしょ。
今年一番有名になった曲が「truth」であるはずがない。

なんらかの付加価値を持った曲が強いよね。初回限定と銘打って、DVDつけたり写真集つけたり、つまり固定ファン狙い。
もちろん昔からもその手法はあったわけだけど、今は専らそれ頼みでしょ。
そりゃこういう時代になってしまったわけで、普通にやってて曲が「売れる」わけがない。
そういう意味では、年間ランキングを経年で眺めていくと将来的にかなり変な感じになっていくと思うなあ、と元チャート少年としては、少し寂しい思いをするのであった。

2007邦楽アルバムベスト10

あれあれという内に年も押し詰まり、年賀状の準備何もしてないことにハッと気づき(というのは嘘で、知ってたけど手をつけなかった)、昨日パパッを沸いたインスピレーションを逃さずに作り上げる。
いやー、いまさらながらにパソコンは便利だね。数時間で全部出来るとは思わなかった。

つうわけで、いろいろ振り返る暇もないわけだけども無理矢理いろいろ振り返ってみようか。
まずは、elekingの選ぶ2007邦楽アルバムベスト10、行っておきましょう。

1. クレイジーケンバンド/SOUL電波
SOUL電波

2. 佐野元春/COYOTE
COYOTE(初回限定盤)(DVD付)

3. JAZZTRONIK/Grand Blue
Grand Blue(初回限定盤)(DVD付)

4. FreeTEMPO/Sounds
SOUNDS

5. Bonnie Pink/Thinking Out Loud
Thinking Out Loud(初回限定盤)(DVD付)

6. Capsule/Sugarless GiRL
Sugarless GiRL

7. 安室奈美恵/PLAY
PLAY(DVD付)

8. Monkey Majik/空はまるで
空はまるで

9. 槇原敬之/悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。
悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。

10. オムニバス/奥田民生カバーズ
奥田民生・カバーズ

順位はあまり関係ないかな。
上位4作は結構ヘビーローテで聴いたけども。
capsuleは出たばかりの新作「FLASH BACK」とどちらにするか迷ったけど、まだあまり聴きこんでないので。
あとは、くるり、カエラ、ミカ・バンド、bird、ドリカムあたりが次点かな。
相変わらずミーハー体質ですが。

いろいろ聴く。

CKBの余韻がまだまだ残っていて、過去のアルバムやSOUL電波をついつい聴き返してしまう毎日だが、そろそろ違うものも聴いていかなければ、と、これまであまり聴いてこなかったものを集中して聴くことに。
まずは、プリンス。
80年代初頭以降から10年間程のアルバムはリアルタイムで聴いているのだが、その前後をきちんと聴いていないことに気付いた。
とりあえず、『1999』以前の4作を聴く。
実にいいねえ。
それから、ピンクフロイド。
巨大バンドの中ではほとんど手つかず。
『原子心母』でさえ、きちんと聴いていないのでまずはそれから。
おおー、なるほど。
これは良いかも。

でもやっぱりCKBのあの曲この曲が浮かんできて、聴きたくなったり。

前のエントリーから続く。

こうしてみるとNewアルバムで演らなかったのは3曲のみ。そのうち2曲はSEとして流れていたので、まったく流れなかったのは「LADY MUSTANG」一曲のみということになる。
まあ、この曲は結構古い曲らしく、ライブでもたまに演っていたようなので。

席は1階の後方だったが、総じて舞台全体はよく見えた。
音は....。厚生年金会館って評判悪いんだっけ?
年齢層が高いせいか、ノリノリなれど控えめって感じ。想像よりもハジけてる人はすくなかったかな。基本、オトナーな感じで、オレンジレンジのライブで慣らした長女は、ノリの違いに少しとまどい気味。
まあ、そりゃそうだろう。
なんせ、白髪で少し腰の曲がったおばあさん(推定70代)をロビーで発見した時はさすがにたまげた。
僕は見なかったけど長女の話では、別に老夫婦で来ている人もいて、ずっと立っていたというから素晴らしい。
まあ、森光子のことを思えば、不思議じゃないのか。

割とシンプルなステージングと聞いていたので、けっこういろいろ演出が施されているのが意外だったかな。これまでとはちょっと異色ということか。
握手会の時にも感じたけど、圧倒的なサービス精神が素晴らしすぎる。
サービス精神なんて月並みだな、「もっとたくさんお食べ」の精神というのかな。
その裏側には自分たちの音楽に対する圧倒的な自信があるのだろう。
いやほんと堪能しました。

前のエントリーの続き。
なんか最近はネタバレとか言ってあまり詳しくセットリストとか書かないのがマナーみたいになってるみたいですが、えー、もしこれからこのツアー見に行くって方がみえましたら、とりあえずここでお別れしておきましょうか。

...さあ、そいではいくぞ、怒濤の「SOUL電波2K7」in 愛知厚生年金会館の全貌レポ!
先行した初日のよこすか芸術劇場のセットリストがネットにあがっていたのでそれを参考にあとは記憶を頼りに参ります。

開演の7時JUSTあたりでスクリーンにPVが映し出される。
ニューアルバムから「HEMI HEMI DODGE CRUISING」だ。
ノリのいいこの曲がまるまる一曲流され、会場の雰囲気をいやが応にも盛り上げる。
Vもなかなかキレイでよく出来たものだった。
引き続き、ジャンボジェット機が空をゆくイメージ映像が映し出され、バックに『ジェットストリーム』でおなじみの「Mr Lonely」が流れる中、グレーのスーツで決めたメンバーが次々登場。
いよ待ってました! じらせるね、この野郎!
そして一発目はなんと「El Diablo」。
剣さん登場で朗々と唄いあげる。
渋いけどなかなか気持ちを高めてくれますな、この曲。
続けざまに「スポルトマティック」。
キター!! かなり好きな曲である。詞も最高だし。
「夢の話をしようじゃないかー」
そしてそこからたたみかけるように「GT」!
いきなり会場の興奮は絶頂へ。
3曲目にしてここでこんなに盛り上がってしまって後大丈夫か、と思っていると、キメポーズを作った後、いきなり
「名古屋のみなさん、ありがとー」
とか言って手を振りながら、メンバーがどんどん舞台から去って行ってしまった(笑。
そして舞台は暗転。あのねえ。
苦笑いしながらとりあえず席に座り、アンコールを要求するしかないわな、我々としては。

程なくして、パーカッションの席にボッと暗いあかりが灯り、南国を思わせる音色が奏でられ始めた。
しばらくすると、のっさんを初めとするメンバーがアロハの衣装でぽつりぽつりと再登場。
木管パーカッションの音色に、次第に聴いた覚えのあるイントロが重なっていく。
こ、これは...、「金魚鉢」!
アルバムタイトルにもなったこの名インスト曲が生で聴けるとは!
それがそのまま引き続き「INTRO:SOUL電波」に重なっていく。
そういうわけか。ここからNEW ALBUM『SOUL電波』のコーナーに突入していくというわけだ。
そもそも夏全開のこのアルバムを、この10月以降のツアーで違和感なく演っていくためにも、このセットは必要だったということであろうか。
期待通りにアルバムの初っ端「PLAYBOY革命」に繋がっていく。
いやイキな曲ですな、生で聴くと余計に。
以後、ほぼアルバムの曲順に進行していき、次は「TIKI TIKI TROPICAL KINGDOM」。
そしてここでやっと一発目のMCタイム。
まだ先は長いのでじっくり楽しんでいってください的な。
先は長いって、もうたぶん30分ぐらい経過してますよねえ? やはり噂通り3時間近くやるってことだね?
ここで剣さんが「今日のTIKIは誰にしようかな」と言いつつ、客席前方の客を指さしひもにぶら下がった何か(TIKI?)を手渡していたのだが、あれは何だったのかしら。
後になんかあるのかと思ったら、そのままだったし。

これ以降はちょくちょくとMCを挟みつつ、ショーは進行していくので特にMCタイムと記さない。
続いて「タオル」、「ヒルトップ・モーテル」。「SUNSHINE 888」と曲順通り。
そして「eye catch:8月8日」を挟んで、このアルバムの肝でもある「路面電車」に突入。
スクリーンにはこの歌詞を逐一映像にしたものが映し出され、この内容がまたなかなか楽しい。
「リーゼントの山本さん」も「野菜で動物」も「ゲロッパ」も「ちっちゃなボク」も「柴犬のコロちゃん」もどんどん登場するのだ。
このままPVにしても全然イケル!
次の「バンコクの休日」も、剣さんのバンコク旅行の写真を編集した映像が流れ、目を楽しませる。
しかしこの曲、思った以上にライブ映えのする曲でノリノリになる。
僕の中では何故か「箱根パノラマ・ゴーゴー」と対になってる曲なんだけど。

ここら辺からちょっと順番の記憶が曖昧。
BOMB! CUTE! BOMB!」?「Honolulu BBQ」と繋いだ、洞口信也フィーチャーコーナーが先だったか、リクエストコーナーが先だったか。
会場からのリクエスト曲は、「我愛称」。
これはCKBの曲ではなく、DUCK TAILSの曲といったらいいのか、MOONDOGSに提供した曲といったらいいのか。
とにかく横山剣ソロ以前の曲はいまだ不勉強にて聴いたことがないので、名のみぞ知るこの曲もこの時が初聴。
思い出しつつ唄う剣さんに、古いメンバーが手探りで伴奏を合わせていくところがさすが。
途中ちょっとグダグダになりつつも唄いきる。
もっとも名曲だけにフライデーなんかでもやっていたようで、CKBとしてまったくやったことがないわけでもないようなんだけど。
それから「未完成の曲だけどどっちかひとつだけお聴かせします」と冒頭でPVが流れた「HEMI HEMI DODGE CRUISING」と「モンスター・スピード」の二者択一を迫る。
で、拍手が多かったのは後者。
未完成の曲???って感じなんだけど、ライブでやるにまだ熟成されきってない曲という意味らしい。とてもそんな風には感じなかったが。
「あと20年、時間をください。もっともっといい曲になっていきます」と言って、「そん時ぁ67才だな」と笑う剣さん。
たしかにライブで練れば練るほど活きてくるような曲ですな。
小野瀬雅生ショウもこのあたりだったかな。
NOSSAN'S WORK OUT」、ぎゃんぎゃんぎゅるぎゅるのぎゅわぎゅわでもう痺れまくり。
ギターサウンドにそれほど造詣が深いわけではないワタシだが、これにはもうノックアウトされざるを得ない。
さらにスクリーンに映し出された二頭身のっさんキャラがビリーを踊る様子が可愛らしく、婦女子の方中心に人気が出るものと思われ。

剣さん、よく舌が回ってますの「RISE & SHINE」で、やっと菅原愛子さまの歌がたっぷりめに聴けた後、彼女のリードボーカル曲「SUMMER TIME」に続く。
この曲もいいんですわ。剣様の作曲能力の高さを改めて感じる好ナンバー。
愛子ちゃんの声質にドンピシャってとこもさすが。
続いて初日だった横須賀にちなんでってことで、横須賀ミニメドレーが。
港のヨ?コ・ヨコハマ・ヨコスカ」のイントロから「タイガー&ドラゴン」を途中まで、さらに「ヨコスカン・ショック」をたっぷりめ。
この辺りまだ1?2曲あったりしたような。どなたか補足を求む。
今につながるCKBの原点ともいえる、待ってましたの「発光!深夜族」。
ショワショワショーワの「昭和レジデンス」をちょこっと、それからやったぜ「肉体関係」だ。
これが聴けたのは嬉しい。
そのまま「ベレット1600GT」に続いてこれまた大興奮。
シングルの流れと一緒や?。
冒頭のやりとり付きも感激。ちょっとボソボソっと聞き取りづらかったけど。
結局これが本編(なのか? すでにアンコールでは(笑))大ラスとなり、「バットマンのテーマ」と共にメンバー退場。
ステージ暗転と共に、年齢層の高い聴衆達は、ヘナヘナと椅子に崩れ落ちるようにして、それでも興奮冷めやらぬままアンコールをおねだり。

1回目のアンコールは『SOUL電波』に戻って、「東京から来た女」、「てんやわんやですよ」と続き、そのカップリング「家に帰ろうよ」を唄いあげた後メンバー紹介、そして「木彫りの龍」で締めるという流れ。
ああ、この流れでは「流星ドライブ」やらないんだろうなあ、と思いつつアンコール2回目。
剣さん一人が登場し、卓上のキーボードで弾き語り。
クールスRCの曲を立て続けに2曲、さらに名古屋といえば館ひろし、ということで「朝まで踊ろう」を始めたものの、途中から何故か「涙のイタリアン・ツイスト」に変化。
このあたりオールドファン熱狂って感じでノリノリで体を揺らす人が散見された。
そうするうちに「あ、もうこんな時間に。こんなことしていられない。みなさんをおうちに帰さなきゃ。名鉄はもうなくなっちゃう(笑)」とラスト1曲であることを告げられる。
その大ラスの締めの一曲は、「生きる。」。
新曲にして既に堂々の名曲だが、ライブで聴くとさらに感動が増幅されるね。
声が、曲が、詞がぐわんと体を突き破り、じーんと染み渡ってくる。
もう何度も聴いているが、改めて「いつだって俺がバックについてるんだぜ」のところで、涙腺までもウルウルっと。
揺さぶられるなあ。これが聴けただけでも価値がある。

アルバムのラストソングでもある「RESPECT! OTOSAN」がバックに流れる中、何故かJALの法被を着たメンバーが一列になって客席に挨拶。
後で思えば、冒頭のジャンボジェット機の映像と呼応してるのかしら。旅は終わったということかね。日本にもどってきたと。
そしてにこやかに手を振りながら去っていくメンバー達。
スタッフロールがスクリーンに流れる中、客達も満足げに会場を後にしたのであった。

...ということで、長くなり申した。
次は総じて。

誕生月ということで、長女と妻がCKBライブのチケットを取ってくれた。ありがたいことである。
その長女が付き添ってくれるというので、仕事をそそくさと締めて、学校終わりの彼女と池下改札口で待ち合わせ。
周辺には、ハンチング帽やグラサン、「横山自動車」のロゴ入りツナギを着た人々がうろうろ。
こちとら初参戦だけに、そんな情景を見ただけでじわじわ気分が高まって参ります。
握手会の時とはやっぱちょっとワクワク気分が違うなあ。
WCで制服から着替えた長女を伴い、援交のオヤジと間違えられないことを祈りつつ、いざ会場へ。
グッズ売り場は長蛇の列。
妻への土産にツアーTシャツのみは買う予定だったので、階段を上って最後尾に並ぶも、後からもくるわくるわ。
開演時間が迫るもなかなか掃けない。
あげくの果てに、「はい、ここまで!」といきなり我々の直後でストップがかけられて、後は終演後の販売ということに。
それでも人山になっている売り場をかき分け、目当てのものをゲットした後、席へ急ぐ。
いやあ、厚生年金会館は二十ウン年前のKyon2のFLAPPERツアー以来だなあ。
まず目に入ったのは、ステージ上の南国風のセット。
『SOUL電波』のジャケにもあしらわれたTIKI(木彫りの神様)が両脇にデーンと飾られている。
そして中央上部には映像を映し出すスクリーン。
さて、始まるぞ。

...と、意外と長くなりそうなので、エントリー分けますね。

今日は携帯に「SOUL電波」をやっと入れて、会社の行き帰りにステレオイヤホンで聴いてみた。
あたりまえの話だが、集中して聴くとまた違うねえ。いろいろ発見がある。
「路面電車」も改めて歌詞をじっくり味わいながら聴いて、さらに好きになった。
まさに冥界ファンタジーというか、横山剣版『銀河鉄道の夜』とでもいうか、ひとつひとつの言葉からイメージがどんどん広がっていくマジック。
とはいえ着飾った言葉が並べられているわけではない。
ヨコワケ、スリッポン、カミナリ族、お盆休み、お墓参り、野菜で動物作り、リーゼント、パチンコ、麻雀、競馬...。
こんな単語からどうやってこれほどファンタジックなイメージを想起させてくれるのだろうか。
「タオル」にしたって、サビの部分の歌詞が「柔軟剤」ですよ、まったく。

これだけウタモノが好きな割に、基本的に歌詞があまり頭に入ってこないヒトなんだけど、CKBは別格。
僕にとって、もっとも「詩」を感じる詞なんだけどなあ。
もちろん、曲との相乗効果を産み出してるとも思うけどね。
「生きる。」なんかある意味非常にクサイ詞なんだけども、ジンときてしまうのはあの曲と歌唱があってのことだろう。

SOUL電波がやってくる

ようやくクレイジーケンバンドの新譜『SOUL電波』の発売が目前に近づいて参りました。
よいこのみなさんは、公式サイトでの全曲試聴を聞かれたりして、予習に余念のないことかと思います。
かくいうわたくしめも何週か前にこの全曲試聴を聴いてみたのですが、なんとあまりパッとしないなあ、というのがその感想。
ここ何枚かのアルバムと構成から曲調からほぼ似通っており、パターン化しちゃっており新鮮味にかけるというのが、ざらっとした印象。
先行してまるっと聴ける「タオル」も、好きな曲調の筈なのにあまりピンとこなかった。
いやそんな筈ない、と焦って何度か聴くうちに、だんだんしっくりしてきた。

思い起こせば、CKBの曲はインパクト強いようだけど、繰り返し聴くうちにどんどん印象が変わり、身体に馴染んでいくという感じがする。
だから心配することなく、SOUL電波を待つこととしよう。
最新作が常に最高傑作であることを信じて。

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