読書メーターでメモをつけてるので、読書報告がてらこちらにまとめていくことにします。
コメントは割といいかげんです(反省)。

5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2531ページ

天地明察天地明察
絶賛の嵐に正直ちょっと引き気味ではあるものの、面白いことは面白かったかな。
読了日:05月01日 著者:冲方 丁
南の子供が夜いくところ南の子供が夜いくところ
雰囲気主導の面があるので、ノレないとつらい部分があるね。デビューから追ってきている作家だけど、確かにここらでいろんなパターンを見せてもらいたいところではあり、その意味では良かった。
読了日:05月09日 著者:恒川 光太郎
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
質の高さを認めても自分には合わない小説ってあるよなあ、と前作同様の感慨で読み終えた。「わたしが憎んだのは、そう感じさせるこのセカイの空気。みんながみんな公共のリソースで、それゆえに互いを大事にし合っていると思いこんでる空気なんだよ。ほとんど関係なかった他人の死すらも、自分なら止められたはず、なんで自分には止められなかったのか、って理不尽にも思わせる、忌々しい公共心ってやつなんだよ。」(p62)と書いた作者に敬意を表して作者の死にひきつけてこの作品を無理矢理評価するのはやめにしておきます。でもオススメです。
読了日:05月12日 著者:伊藤 計劃
「悪」と戦う「悪」と戦う
相変わらず澱みなく読めてしまう。それにも関わらずなにかがひっかかる。いつにも増してどうもひっかかるものがある。それがなんなのかはっきりわからないのもひっかかる。どうやら自分の中の「悪」とも戦わねばならぬようだ。
読了日:05月14日 著者:高橋 源一郎
エデンエデン
さすがに鮮烈だった前作よりは落ちるかなあと思いつつ終盤まで読み進めたが、最後をきっちりまとめてくれたので満足。力量あるなあ。
読了日:05月18日 著者:近藤 史恵
かけらかけら
うん、僕はいいと思いますね。『ひとり日和』も嫌いじゃなかったし。ここに収められた中では「山猫」が秀逸かな。つかめそうでつかめない、説明できない感情が表現されていると思う。
読了日:05月22日 著者:青山 七恵
この世は二人組ではできあがらないこの世は二人組ではできあがらない
世代はそれなりに離れてるはずなんだけどね、でもわかる部分も多々ある。というか、世代に関係ありそうで、実はないのかもね。うん、ないなきっと。
読了日:05月25日 著者:山崎 ナオコーラ
継ぐのは誰か? (ハルキ文庫)継ぐのは誰か? (ハルキ文庫)
うっすらと予感はしていたが、ちょっと相性が悪かった。さすがに古いと思う部分もあったが、ネットワーク観とかに関しては時期を考えればさすがと思う部分も。じりじりと読み進めたが、ラストはなかなか面白かったかな。
読了日:05月25日 著者:小松 左京
板尾日記板尾日記
これまで立ち読みでところどころ拾い読みしてきたけど、やっと通読。以降もどんどん読むぞ。
読了日:05月26日 著者:板尾 創路

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