2009年3月のエントリー 一覧

ブログで水道橋博士が「全盛期の近田春夫さんのラジオを聴いている様」と絶賛するので、とにかく聞いてみようとTBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの1コーナー「シネマハスラー」をポッドキャストで何本かGET。
うーん、これは。
今日あちこち移動の間に立て続けに6本ぐらい聞いてしまう。
1本が20分?30分近くあるので、2時間半分ぐらい聴いた計算になるが、オモシロイねえ。
オモシロイというか、しゃべりが抜群であります。

極めて濃密な映画評で、歯に衣着せぬ物言いながら論理的で下調べ等の裏付けもきちんとある。
映画の見方には異論があろうと、一人でこれだけの時間1本の映画について蕩々と語る才能は並々ならぬものがあり、誰もが認めざるを得ないのではないか。

上記ページから是非いくつか聴いてみて欲しいのだが、今日聴いた中からオススメは、堤演出メッタ斬りの「9月20日 20世紀少年」、続いて特別ゲストの町山智浩に喰われかけてはいるものの「2月21日20世紀少年<第2章>最後の希望」、認めるところはちゃんと認める「12月13日私は貝になりたい」、品川の「おしゃクソ」である所以をしっかり見極めた上での批評が明快「3月28日ドロップ」のあたり。

たくさんあるからもっともっと聴かないと。
というか、このコーナー以外も聴いてみよっと。

休み。

一回休み。

収穫

どうもノリませんな。

今日は、所用ついでにBOOK OFF千代田橋に寄ったら、決算セールとやらで、タイムサービスで店内書籍ALL 半額(¥105円コーナー除く)というのをやっていた。
ちょっと目の色が変わってしまったが、少し落ち着きつつそれでも十数冊文庫中心にゲット。
BOOKOFF廻って揃えようと思っていたシリーズ物が一気に通常より安く揃えられたのが収穫かな。

寝ます。

仕事の方は4月の声を聞いて急速に落ち着きかけてきたかな。
土曜出社だったので、やっぱ6日間勤務の後は知らず知らずに疲れが溜まるようで、眠い眠い。
TVの消化もできぬまま、寝ておきまっす。

マリリン・モンロー・ノー・リターン―野坂昭如ルネサンス〈3〉 (岩波現代文庫)

ちょっと前から野坂昭如の作品が気になっていた。
これまでまともにひとつも読んでこなかったからだ。
タレント、としての野坂氏に触れることはあっても、その作品はいささか敬遠していたといえる。
過去に週刊文春の連載でその文章に接してはいたが、どちらかといえば苦手に感じていたし、「火垂るの墓」なんてあらすじを聴いただけで、喰わず嫌いの虫が騒ぐ。

でも、ようやく時が満ちてきたような気がして機会を伺っていたのだ。
国書刊行会と岩波現代文庫から前後して選集が出たと知った時が、その時だったのだろうが、ようやっと今になり。

自伝的要素も含みつつ、一種現実離れした性への妄執(いや、「性」という対象に向かっているのではないな。どちらかといえば「生」だろう。)を描いた中短編が5編。
どれもすごい迫力で、読ませる。

とにかく文章に圧倒される。


 さめにしてみれば、日本の男に抱かれるのは初めてで、生娘のような恥じらいがあり、それがまた男に甘えかかる気持ちを生んで、植民地に棲みつき、女の尻にむらがる下卑た男ばかり見てきた眼には、竜介がしごく凛々しく思え、あっさりなびいて、夫婦気取り、喧嘩なれてもいれば、小才がきき、チョッキから取り出す金側の時計も、板について、徐々に竜介を表に立て、自分は趣味もないまま、編物木彫を習い、もとより白粉っ気いっさいなく、このまま過ぎれば、カトンに別荘を持ち、のんびり暮らせたのだが、竜介は店をまかされたとたん、地金をあらわし、賭けごとに入れ揚げて、気がついた時は、ビヤホールもまったく返済の目途のたたぬ抵当に入っていた。
(『娼婦三代』より)


たとえばこのたった一文の中に、男女の出会いから結びつき、日々の生活の機微から破局までがごそっと詰め込まれているのだ。
それでいて無理なくすらすら読める。

こりゃ今後の楽しみが増えたわい。
作品数はまだまだ多いし。

春近く

改変期で特番シーズンに入り、またまたテレビの未消化が増える一方。
レッカペもおかげもまだですー。
なんか書くことあったような気もしますが、今日もこんなとこで。

一回やすみ

にしときます。

走りまわる

とあるメーカーのとある型番のレーザープリンタ用ラベルがどうしても今日中に必要になって、カウネットとかに発注をかけると、在庫がないので取り寄せになり明日になるという。

とりあえず保留して、ランチタイムにありそうな近場を自転車で駆けめぐる。
上前津の栗田商会を皮切りに大須のグッドウィル(ここでまず必要数の半分をゲット)、ヤマダ電機、ロフト、丸善、全然ない。
トップカメラに北上しそのまま東急ハンズへ、なし。
中日ビル、パルコまで戻ったところで来客の時間となり、諦めていったん帰社。

応対を済ませ、今度は電話での在庫確認攻勢。
カーマ、エイデン、グッドウィルいりなか、ソフマップ、ビッグカメラ、ないないないない。
しょうがないので、もいちどカウネットに問い合わせてもらうとなんとか午前中なら入れられるというので、スケジュール調整をしてとりあえず落着。

気付いたら昼メシ食べ忘れていたのことよ。
結局その後もバッタバタで夜までそのままだったが、昨日のそーれが効いていたか、あんまし腹が空かなかったぞよ。

久々にそーれ

写真を撮らなかったのでなんですが、久しぶりに「そーれ@東新町」であんかけスパを食べた。
ランチタイムはそーれの1.5倍(イチハン)が650円。
うーん、あんなに量あったっけ。
なかなか凄いボリュームである。
そして、スパの下の皿には油がたっぷり。
胃にもたれることこの上なし。
でも、サラリーマン中心の客層、みんな平気でイチハン注文してるんだよなあ。
1.5倍がデフォルトといってもいい。
卓上のガーリックパウダーを振りかけるのが僕の好み。
さらにジャンク度が増す感じに。
しかしながらいつも基本のそーれ(炒り卵&魚肉ウィンナー)ばかりなので、たまには違うトッピングも試してみようかしらん。
ま、ピカタは幼き頃良く食べたんだけど。

顔デカイからや

『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系 2月22日放映[中京テレビ3月16日])

『ガキ』は名古屋での放映時間帯に恵まれず、枠移動を繰り返したり、一時は放映されていなかったりしたこともあったりして、なかなか見る習慣がついていなかったりする。
最近は月曜深夜の1時またぎの時間帯。
とりあえず録画しておいて、興味を惹いた企画以外はさくさくっと早送りしつつ見る程度。

今回はFUJIWARA藤本がNSCの学生の質問に対して30分間ひたすら「顔デカイからや」で返し続けるという企画。
事前に情報仕入れていて、面白そうだったのでしっかり見てみたのだが、やはりツラいものがw。
いや、「顔デカイからや」ネタそのものは、割に好きなんだよなあ。特にアメトーークの時は成功例だったと云えよう。

まったく関係のない事柄について、すべて「俺の顔がデカいから」という自虐的なのかなんなのかもはやわからない事柄のせいであると返し続けるというのがこのネタの肝。
ある意味、ムチャブリの度合いを測るようなところもあって、そのフリとの連携プレーで成り立つネタのような気がする。
だから、吉本芸人の鉄壁のパスリレーの中で最高のパフォーマンスが成立する類の笑いだろう。

今回はNSCの学生からの質問が彼ら独自の発想なのか、作家の台本なのか(おそらく後者とは思うが)わからないが、そのリレーが成立していないのでちょっと苦しい。
(唯一成功していたのが、メガネの男が一人「フジモンとグラビアアイドルの関係について」こだわった質問を何度かはさんできたところだろうが、これはちょっと違う切り口になるね。)
頼みの綱のレギュラー陣も脇でクスクス笑いを堪えるのみで最小限のツッコミしかしないからなあ(これは『ガキ』ではいつものことだが)。

やりたかったことはわからないでもないが、あまり成功しているとは思えないってのは、『ガキ』の他の企画でもよくあることなんだけど。

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