ブログで水道橋博士が「全盛期の近田春夫さんのラジオを聴いている様」と絶賛するので、とにかく聞いてみようとTBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの1コーナー「シネマハスラー」をポッドキャストで何本かGET。
うーん、これは。
今日あちこち移動の間に立て続けに6本ぐらい聞いてしまう。
1本が20分?30分近くあるので、2時間半分ぐらい聴いた計算になるが、オモシロイねえ。
オモシロイというか、しゃべりが抜群であります。
極めて濃密な映画評で、歯に衣着せぬ物言いながら論理的で下調べ等の裏付けもきちんとある。
映画の見方には異論があろうと、一人でこれだけの時間1本の映画について蕩々と語る才能は並々ならぬものがあり、誰もが認めざるを得ないのではないか。
上記ページから是非いくつか聴いてみて欲しいのだが、今日聴いた中からオススメは、堤演出メッタ斬りの「9月20日 20世紀少年」、続いて特別ゲストの町山智浩に喰われかけてはいるものの「2月21日20世紀少年<第2章>最後の希望」、認めるところはちゃんと認める「12月13日私は貝になりたい」、品川の「おしゃクソ」である所以をしっかり見極めた上での批評が明快「3月28日ドロップ」のあたり。
たくさんあるからもっともっと聴かないと。
というか、このコーナー以外も聴いてみよっと。