そんなに読むつもりはなかったのだけど、BOOK OFFの105円均一棚に揃ってみつけてしまったので思わず。
ささっと流すつもりが結構時間かかってしまった。500ページ超の3分冊たっぷりのボリュームあるからねえ。
それだけの価値があったかは正直微妙。
ま、溜めて溜めての下巻後半からの怒濤のスペクタクルは、なかなか読み応えあったけど。
場面転換含めてかなり映画的。
SFになりそうでならないというか、結局はパニック映画というか。
それ以外では、あまり複雑な構成の話ではないので、長さの割にはいささか単調かな。
登場人物はたくさん出てくるのだけど、数人を除いてあまりキャラが立ってないので、映画になった方がその点キャスティングで補われるだろうから、そっちの方がいいかも。