風船太郎のべろべろばあ

「あらびき団」まさかの90分スペシャルを見た。
期待どおりあらびきオールスター総出演といった観のある90分であったが、なかでも一番笑ったのが「風船さん」こと風船太郎の芸である。
特にお気に入りであるという意識はないのであるが、どうやら僕のツボのようで毎回爆笑してしまう。
何が特別面白いんだろうかとつらつら考えるに、これは「べろべろばあ」の笑いだと気付いた。
小柄な中年男が大きな風船に身体ごと入り、曲芸的動きを見せ、山場に差し掛かったところでパチンと風船が破けて失敗するというのがいつものパターン。
べろべろべろべろーっ、といつ来るかいつ来るかと待ち受けていて、「ばあ」でふっと力が抜けて笑ってしまうという赤子の笑いなのだ。
言ってしまえばいわゆる「緊張と緩和」というやつですな。
あらびき芸としては、パチンと風船が破けないと成立しない筈だ。

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