R-1ぐらんぷり2008

17日はR-1ぐらんぷりをやっておったので視聴。
毎年毎年、あのショボさはなんだと非難を続けてきたのだが、今年はそれなりに事前の盛り上がりも(一部には、だが)あり、番組の造りもまずまず豪華になり、録画ではなく生になり、と少々全体に上向き気味。
雨上がりのMCはまあ相変わらずだけど、アメトークの好調さもあって自信が感じられるし、こちらも慣れてきたという部分がある。

ただ見終わった感想としては、昨年のM-1でも感じた「決勝進出選考基準の曖昧さ」がつきまとう。
いやこれ不正とか裏とかそんなことを言ってるわけじゃなく、単純にこの決勝に残った内の少なくとも半分以下の芸人およびネタよりも面白い芸人・ネタなんか無数にあるよね、ってこと。
そう、単純にレベルの問題を言いたいのだ。
せっかくの大きな大会なんだから、やっぱ粒ぞろいだなあ、という感想を持ちたいじゃないの。

ということで、一人一人の感想を順に書いていこうかなと思ったのだけど、最近僕がバラエテイの見方に関して全幅的な信頼を寄せているこちらのサイトで既に言い尽くされているような気がするので、やめておこう。

ざっとだけ書いておくと、今回の順位自体にはほぼ異論がない。単純に笑いの多かった順という感じもするし、なだぎを選ぶか芋洗坂を選ぶかはほとんど好みの問題のような気もする。
もちろん、芋洗坂はほとんどの観客にとって初見であるという圧倒的なアドバンテージがかなり上積みされているということは言うまでもない。
ただキャラとしても好きだなあ、僕は、あの感じ。
逆にナベアツは短期間でかなり浸透してしまっていると思われるネタをベースにしてよく頑張ったといえる。
最初の「5の倍数の時は犬っぽくなる」だけで終われていれば幸福だったのに、複雑になりすぎたというのは大方の意見同様。
鳥居みゆきはやはり苦手な部類。興味はあるんだけど、自分には少し笑いにくいポイントを押してくる。
あべこうじは、あのネタがつまんなかったとしか言いようがない。もっと面白い筈なんだけどなあ。
あ、結局一人一人語り始めちゃってるな。

実は録画で夜見たのだが、見る前にうっかりネットニュースで「なだぎ優勝」の文字を目にしてしまった。
で、「そりゃないだろ、まったく」という気持ちで見始めたのだけど、見終わって納得ですよ。
文句なしに笑えるし、良く出来ている。
ただ殊能センセイ同様、ネタの選択が古過ぎないかいとは確かに思ったね。
20代以下のやつはわかんないんじゃないの、と。
でもよく考えたら、ディランだって元ネタ知らない世代がゲラゲラ笑ってた筈なんで、一緒のことなんだよなあ。

つことで、芋洗坂の今後の展開に興味津々。(野次馬的に)

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