『ボーダー&レス』は快作

木曜日。


1ヶ月以上の遅れを取り戻すべく、メモほぼそのままモードでガンガン行くよ!

「文藝」冬号にて『ボーダー&レス』藤代泉、読了。

ボーダー&レス

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第46回文藝賞受賞作にして今回の芥川賞候補作。
たまたま買ったこの号の「文藝」だが、候補作が2作も入っていておトクだったな、結果的に。
卓抜した文章のリズム感の良さやマンガチックとも評された軽めのキャラクター造形が、重くなりがちなテーマをさらりと読ませる。
このすっと頭に入ってくる文章の軽快さは特筆すべき。
それでいて、飄々としつつも語り得ないものを語ろうとする明確な意思はしっかりと感じる。
なかなか読ませる快作で気に入った。
ボーイズラブ風味と云われればそうかも、というのは読んでる間はあまり気づかなかったけども。


刺すように冷たく寒い中、イオン千種のリブレットへ。
雑誌類、気になる新刊を購入。
床屋に行くことを思い立ち、予約をして一度家に帰り、まずはメシ。
そしていつもの近場の店で散髪。

『あなたのための物語』を読もうとしたが、ツイッターが盛り上がる。
買ってきた光文社新訳文庫の『純粋理性批判』冒頭を読みつつ、クロストークならぬクロスツィット。

KeyHoleTVにて『博士の異常な鼎談』宇多丸回その2。
ツイッターしながらで集中できなかったが、今回もやはり相当オモシロイ。

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