ヴィレヴァンとわたし その1

久々にヴィレッジヴァンガードの本店に立ち寄った。
この天白区植田にある本店というか一号店は、10年以上前に我々が当時住んでいた家からはほんの歩いて2?3分の距離だ。
当然、当時はちょくちょく寄っていたのだが、最近は随分ご無沙汰だった。
今、全国に300店舗あるというヴィレヴァン自体はあちこちのショッピングモールとかにも入っているのでたまに覗くのだが、それらは8割方、いや9割方雑貨屋となっているわけで自分としてはあまり居心地がよろしくない。
かなり若向けのケバケバしい色調の店になってしまったなあ、と思っていた。
ところがこの本店は、10年ぐらい前からならそんなに変わっていなかったので安心した。
いや、雑貨はもちろん溢れんばかりでごちゃごちゃしてるわけだが、わずかながらでもしっかり本の居場所も存在していたからだ。
ま、その昔、1986年の創業時はもっともっと本屋である割合が高かったわけだが。

実は以前の家のそばである、ということ以上に、ヴィレヴァンには個人的に大きな思い入れがある。
大学生になって僕がバイトを始めたのが、小学生時代から通っていた学区内の本屋のブックショップ大和田。
俳優の大和田伸也・獏兄弟のお兄さんが経営していた名東本通にあった間口の小さなこぢんまりした個人店である。
ブックショップ大和田には同じ通りのずっと東である新宿(名東区)に支店があり、そこの店長を任されていたのが、大和田店長の会社時代(出版社の営業だったかな)の同僚である菊地敬一氏。
云わずと知れたのちのヴィレッジヴァンガードの創業者にして現代表取締役である。

(そのうち続く)

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