ロッキンオンとワタシ

ここ最近の心のオアシス、イオン千種のLibrettoで本を漁っていると、rockin'onの9月号が目に入ってきた。
rockin'onらしからぬ表紙に、「90年代ベスト・ディスク100」と特集のタイトルがデカデカと。
思わず手に取り、購入してしまう。おいおいロッキンオンなんて買ったの、それこそ十数年振りでは。

実は元来、ロッキンオンはどちらかというと苦手な雑誌であった。
当時(80年代前半)は、音楽そのものというよりは、その音楽を聴いている人間の思想やライフスタイル等を浮かび上がらせるタイプの編集で、この手の雑誌に純粋な情報を求めていた僕のような人間には、少し敬遠していたところがあったのだ。(同様の理由で『みんなの歌謡曲』も苦手。)
それでも、洋楽の貴重な情報源のひとつではあったわけで意識はし続けていたし、雑誌が大きくなるにつれ、そうした傾向は薄まりつつはあったので、ひと頃は背表紙の続き絵が完成するぐらいに毎号買っていた。
crossbeatが出た辺りで、そちらに乗り換え、やがて音楽雑誌そのものを買わなくなっていった。最後に買っていた洋楽雑誌はDIGの初期の頃だろうなあ。

今回、突然買う気になったのは、「90年代」というのが、僕にとって洋楽空白期間にあたり、それは今に至るのだが、一度これをガイドに一通り追ってみようと思ったからだ。
というわけで、ボツボツ聴いていくことにするが、その結果は【今日の一枚】で。

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