17万人の夜万博レポ その1

先週帰ってきてから、「もう一度行きたい」と長女を始め子供達や妻が口にしてはいたものの、ホントに行くのだろうか、いつ行くんだろう、予算だってそれなりにいるんだから、と、他人事のようにうすらボンヤリ考えていたわけなのだが、夏休み最後の土日に月曜の休みをプラスして漠然と家族サービス連休にしてあった所で、「9月になったら入場制限します」とのお触れ。
子供達の学校のこととか考えたら、こりゃ8月中に行っておくしかないでしょうと、月曜の夜万博を狙うことに。ホントは日曜夜でもよかったのだけど、24時間テレビの影響が少し怖かったのと別件で用事が出来たため、月曜ということに。

夜間入場ということで5時からの入場はオール半額。全日券は予算的に辛いが、半額ならナントカということもある。
しかしながら、5時の夜間入場開始前にも行列が出来、ヘタすると入場に30分程かかることになるとの情報もあったので、少し早めの午後2時過ぎには家を出る。
今回は民間駐車場のセンを捨てて、杁ヶ池公園そばに駐車してリニモで万博会場へ。
まあ、名古屋在住だからこの先いつでもリニモに乗れるとはいえ、実際問題あちら方面にリニモで行く用事なんて万博以外そうそう思いつかない。乗っておくのもいいかも、というわけ。
スムーズに事は進み、途中30分程時間をつぶしつつ4時頃には会場着。帰りのリニモの券を買って、入場券を買うとゲートより少し手前の位置に行列させられる。既に数百人ほど並んでいる。
それが1時間経って5時開場の時点には数千人ほどに膨らんでゲートの前で待機。
この時点で入場者多数のため夜間パレード中止のアナウンス。携帯サイトでも既に確認済み。
この土日は18万、17万とかなり入場者数が伸びている。煽られたこともあるのか、みんな考えることは同じだよねえ。結局この日も17万超え。
手荷物検査・金属探知器の手順を経て入場と相成る。

今回は、とりあえず前回し残した事をつぶしていこうという裏テーマがあったので、前回三女が行きたがっていた「遊びと参加ゾーン」から廻って行くことに。

【遊びと参加ゾーン】
まずは「ときめき愛ランド」。いわゆる有料遊園地ゾーン。なにも万博じゃなくても、というハナシなんだけど、仕方あるまい。まったくもってなぜかそこにあった「水木しげるのゲゲゲの森」を少し覗いた後、小1の三女がなぜかこだわり続けている「マイナス30度の世界 アイスワールド」にひとり400円(!)払って入場。狭い冷凍庫が部屋に区切られていて、ペンギン、シロクマ、キタキツネ等の標本(人形?)が飾られているというシロモノ。入って出てくるだけなら3分とかからない。トホホ。そら確かに涼しいのだけども、当たり前ながら耐えられない寒さでもないし。
次に「わんパク宝島」。ここは建物そのものは、青少年公園時代の児童館ほぼそのまんまなので、何度もここで遊んでいる長女などは非常に懐かしそう。親たちにとっても然り。
ここでは2Fに割とひっそりとある「ヤマムラアニメーション博物館」が見もの。アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたことで有名な『頭山』の絵コンテや各種原画等、体験的にアニメーションを学べるゾーンなどがある。ここも以前の児童館の施設を上手に利用して作っている。一部区域は撮影禁止のため注意。
1Fに降りると「ロボットステーション」があり、wakamaruや案内嬢ロボットが見られる。記念撮影等も出来る。
子供が遊べるスペースも以前同様残っているし。
この施設は、ヤマムラ博物館ごと会期終了後も是非残して欲しいなあ。またゆっくり見てみたい。

ここまでで既に1時間以上経過。ここで仕事を終えてやってきた義母が合流。義母はこの土日も万博に来ていて、3日連続とのこと。タフだなあ。
ここから外国館巡りをスタートさせる。今回は企業館は基本的にパスの予定。
短時間でたくさん廻りたいということもあり、待ち時間が長い所もどんどんパスしていく。

【グローバル・コモン6】
とりいそぎ一番近いここに。後から考えるとオーストラリア館を再訪するという以外、ここであらかじめ特別見たいという館はなかったので本来ならパスしておくべきだった。
ただ、ちょっと前回と違う人の多さに動転していたのも確か。グローバル・ループ上では人がすれ違うのも困難な場所もあるぐらい。とりあえず空いてるところに入らなきゃ、と気が焦る。
で、「ニュージーランド館」。巨大な翡翠が見物というだけ。
それから「カンボジア館」。アンコールワットを模した内装はなかなかよろしく、それなりに見応えのある館。
ここで、突然「おつかれさまです。」と声をかけられ、ビックリ。
会社の同僚の家族とバッタリ。彼も今日は午後休を取っていたのだったが、お互いまったくここに来ることを知らず、17万人の人ごみの中で出くわすなんて奇跡に近い事である。
タイ館」もさらっと。スバンナホンという王室専用の光り輝く船がとても美しく、一見の価値有。
さらに「南太平洋共同館」ヘ。南国特有の木彫りの彫刻や楽器類が楽しい。一度は飲んでみたいと誰もが思ったであろう「ヤシの実」のジュースを700円で飲むことが出来る。これも経験の内とひとつ買ってみる。青臭いような生ぬるいような味と聞かされていたのでまったく期待してはいなかったのだが、思ったよりマズくない。というか割とイケる。ただ清涼飲料水のジュースとはまったく違い甘くもないし爽やかでもないので、子供達は一口飲んでノーサンキューだったが。
これ結構量があるので、一人で飲むと満腹感があります。
「オーストラリア館」は9時過ぎまでやってる筈なので、一番最後に回すことにして次へ。

(今日はこの辺で。続く)

Track Back

Track Back URL

コメントする

※ コメントは認証されるまで公開されません。ご了承くださいませ。

公開されません

(いくつかのHTMLタグ(a, strong, ul, ol, liなど)が使えます)

このページの上部へ

姉妹サイト

シネマエレキング
映画観た記録をだらだらと。

サイト内検索

最近のコメント

Powered by Movable Type 5.12