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『ヒア・アフター』(2010)監督: クリント・イーストウッド

2011年12月02日 / 好み度Bランク / 元記事

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(2011/10/05)
マット・デイモン、セシル・ド・フランス 他

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正直、見終えた直後はどう感想をまとめてよいのか戸惑っていたし、この映画をどのように受けとめればいいのかは今に至るまでぐらついている。 ただ言えるのは、観ている間はとてもリッチな時間を過ごした気分だったこと。 役者陣の演技、撮影の質、共に高く、とても見応えがある。 三つの話が終盤でいささか強引に交錯するのだが、それでいて実に穏やかな情感が観終えた後に迫ってくる。 まあ、ある種のファンタジーなんでしょう。現実に立脚しファンタジーを描くというのがイーストウッドの個性なのかというのは、まだ監督作を本数観てない僕が語れることではないけど。 公開時、冒頭の津波シーンのため不幸にも震災直後に上映中止となり、当時は過剰反応ではないかと訝ったものだが、いや実際観てみると迫真的過ぎてその処置もむべなるかな、という気はするね。 現時点の眼で見ても胸の奥をかき乱される思いがするので、あの時ならさらにショッキングではあったろう。