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『修羅の狼 蜘蛛の瞳』(1998)監督:黒沢清

2011年08月25日 / 好み度Aランク / 元記事

修羅の狼~蜘蛛の瞳~ [VHS]
(1998/06/12)
ダンカン、哀川翔 他

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先日観た『蛇の道』と対になる二部作のひとつ。 こんなに徹頭徹尾わけがわからないのに、それでいてすべてが意味ありげで、しかも興味が持続し目をそらせることができない映画は初めてである。 出鱈目やってるだけではこうはなるまい。 今回、キャスト的にも作品のテイストとしても北野映画を類推させる所があるが、恐怖描写は黒沢作品独特のもの。 前作同様Vシネとして発売され、確かに梗概のみ抜き出すとヤクザの抗争劇となるのだが、実際に観た者としてはそんな骨組みであることが振り返っても信じられない。 ていうか、ヤクザ映画観たくてこれ借りた人は怒り出すだろうことは前作以上。 現在、入手困難ではあるが凄まじい傑作だ。 ダンカンがハマッている。 あの役を他にこなせる者が思いつかない程だ。 またその部下役で若き阿部サダヲも出てる。特徴は全開してないが、その一端は出ている。