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『未来世紀ブラジル』(1983)監督:テリー・ギリアム

2010年12月20日 / 好み度Aランク / 元記事

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(2009/07/08)
ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ 他

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この作品、当時ビデオで観た。 当時、怪しげなビデオレンタル店では日本公開前に出回っていた海賊品がちらほらと置かれていることがあったが、たぶんそれでだと思う。 今でもカタチを変えてその手のものがまだ流通してるようだが、当時は何故公開前にレンタル屋にそのようなものが置いてあるのか、いまいちピンと来ずにわけもわからず借りていたように思う。 他には『エイリアン2』とかもその手の海賊レンタルで観たような気がする。 で、この『未来世紀ブラジル』、そんなビデオで、しかも当時自分の部屋にあったちっちゃな画面のモニターで一度観たに過ぎないのだが、傑作であるという記憶ばかりが強烈に残り、筋やそのほか細部は一切忘れてしまっていたので、どこかでこの映画の話題になるたびにムズがゆいような気持ちになることがしばしばであった。 このたびようやく、以来二十数年振りに観たが、改めて超弩級の傑作であると実感。 画面に映るひとつひとつのシーン、あるいはオブジェクトであり構図でありギミックであり、が愛おしくて仕方がない。 僕にとってこれこそが映画であり、他の娯楽では味わいきれない要素がすべて詰まっている密度の高い夢の結晶であるとまで思い詰めた。 ブラックでシニカルなユーモアーが散りばめられたシナリオも素晴らしいと思うものの、実際それが「現代の管理社会に対する痛烈な皮肉」かどうかはほとんど僕にとってはどうでもいいことである。 そのモチーフが奔放なイマジネーションと独特のビジュアルとによって見事に映像化されていることそのものが、素晴らしいと思う次第である。 再確認できてこれで安心してギリアムをバリバリ楽しむことが出来るので、嬉しくてたまらない。

コメント

舞狂小鬼(12/20/2010 21:24:42)

モンティパイソンのファンだったんで、『未来世紀ブラジル』は公開時に映画館に見に行きましたよー。あれを大画面で見ました。以上、ちょっと自慢(笑)。

eleking(12/20/2010 21:50:19)

うわー、いいですねえ。「午前10時の映画館」でやってくんないかなー、とつくづく思います。