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『ロッキー』(1976)監督:ジョン・G・アヴィルドセン

2010年11月22日 / 好み度Aランク / 元記事

ロッキー [Blu-ray]ロッキー [Blu-ray]
(2010/12/03)
シルベスター・スタローン、タリア・シャイア 他

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劇場でも観たし(たぶん「2」と組み合わせたリバイバル上映)、テレビ放映でも観たし、さすがにこの映画は珍しく何度も観た、と言いたいところだがせいぜい3~4度ぐらいかな。 それでも読書でも映画鑑賞でもあまり繰り返さないタイプの僕にとっては異例。 通して観たのはかなり久しぶりだけど。 シーンや流れはだいたい頭に入っているものの、試合の勝敗そのものをはっきり覚えていないという。 シーンそのものはクッキリと覚えていて、えーと、「エイドリアーン」て叫ぶんだよなあ、あれ勝って叫ぶのか、負けて叫ぶのか、それとも...、といった具合で、我が記憶いつもながらいささか心許ない。 この映画を観ると、いつもひんやりと冷たいフィラデルフィアの冬の空気を感じる。行ったことないけど。 夜の無人のスケートリンクといい、早朝のフィラデルフィア美術館前庭といい、ポーリーの務める精肉工場もそうだ。 冷たく寒々しい雰囲気の中で、ギクシャクした人間関係を孕みながら物語は静かに淡々と進行し、ラストのラストで熱気が一度に爆発する。 若い頃から観てきた刷り込みもあるけど、さすがに傑作と言わざるを得ない。