![]() | アメリ [Blu-ray] (2010/08/25) ジャメル・ドゥブーズマチュー・カソヴィッツ 商品詳細を見る |
まず画面の質感と色合いは大変好み。 ガラスのハートを持ったある魔女の物語として見た。 実際には、ある不器用な少女が大人になり、密かに周囲の人をイタズラ的手法で幸せにさせることに楽しみを見出すが、一人の気になる男性と出会い...、といったストーリー。 ディスコミュニケーションを割と辛辣に描いており、当時おしゃれ映画としてもてはやされていたような印象があったんだけど、なんかの間違いではと云いたくなる内容。 いやま、確かにセンスある映像だし、語り口としては重くないので、そういうことになるのかもしれない。 個人的には冒頭からしばらく、『嫌われ松子の一生』のテイストに近いものを少し感じたが、そう云うと全力で否定される向きも多いかもしれない。 色調や手触りはまったく違うし中島作品特有のミュージカル的表現もないのだが、人工的な空間造りや対象への距離の取り方と扱い方に共通するものがあるような気がしただけで、まあ、それだったら他にも似た映画いっぱいあるよ、ということになりそうだな。 当初、アメリ役はエミリー・ワトソンにあて書きされていたようだが、なるほどなあ、という感じ。 このオドレイ・トトゥが演じたことで、それとはまた違った一種独特の味が出たような気がする。 彼女の魅力でこの映画は半分ぐらい成り立っているのではないか。
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